トンガ国遠隔ICUコンテナ病棟等設置業務
感染症拡大下における遠隔集中治療環境の構築
独立行政法人国際協力機構(JICA)が支援するトンガ国向けコンテナICU整備事業において、コンテナICUユニットの設計・製作支援から医療機器調達、現地据付までを一貫して担当しました。
- 所在地
- トンガ王国
- 時期
- 2022年9月施工完了
事例概要

感染症拡大下において迅速な医療体制の構築が求められる中、医療現場での運用を熟知した視点から、感染対策を考慮した動線計画や設備レイアウトを策定し、限られたスペースでも高度な集中治療が可能となる施設を実現しました。
医療設備に関しては、医療ガス設備や酸素供給システム、停電時でも医療機能を維持できるバックアップ電源設備など、ICUに必要なインフラ条件を総合的に設計。さらに、医療ガス設備と酸素発生装置については海外メーカーとの調整を行い、最適な機器選定と調達を実施しました。
担当者が説明する工事のポイント

MFC本部 堤仁志
日本の医療品質を海外へ届けたプロジェクト
製作は日本国内の協力工場で行い、完成後には組立状態で機能・品質確認を実施。その後、一度解体して海上輸送し、トンガ到着後に再組立・据付を行うことで、高品質な医療施設を遠隔地へ供給しました。
当社の強みは、建築・設備・医療機器を個別に扱うのではなく、病院の運用を理解した上でトータルに計画・調達・施工できる点にあります。医療ガス設備、医療機器、建築設備、非常用電源を一体的に設計できるため、海外案件や仮設医療施設のような高度なプロジェクトでも高い品質と安全性を確保できます。本事例は、当社が培ってきた医療施設整備のノウハウを活かし、日本の医療品質を海外へ届けた代表的なプロジェクトの一つです。


